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「ひらけごま」ででかけよう
〜利用体験記〜
●運行スタッフ記
「今度は楽しいおでかけに!」
Hさんの運行が始まったのは、担当のケアマネジャーさんからの「月1回の通院に、いつも同じ運転手さんで、道順をかえずに行きたいのですが…」という電話相談からでした。いままで利用していた事業所では、毎回違う運転手さんが来て、そのたびに道を説明しなくてはならない。病院も自宅も住宅街の中にあり、道路状況に詳しくないHさんにとって、体調の悪いときなどは負担になっているという事。コーディネートの結果、私が運行を担当することになり、事前にご自宅と病院を往復してわかりやすい道順を考えておいて、運行当日、御説明しながら運行したことで安心してご利用いただけるようになりました。
運行を重ねる中、Hさんから、「ひらけごまって名前はおもしろいですね」と名前の由来を聞かれました。いろいろな所へ気軽に出掛けられるようにしたい、というひらけごまの思いが込められていることを伝えたところ、Hさんもどこかへ出かけてみたいと話されました。そこで以前ひらけごまNEWSに記事として載せた調布の神代植物公園を思い出し、「バラも有名ですが、どの季節も何かしらお花が咲いているし、通路も広めで平らだから見て回りやすいですよ。深大寺のおそばもいかがですか?」と提案してみました。すると、Hさんは「何十年前に行ったきりであそこならいいですねぇ」と言ってくださり行き先が決定したのです。
当日は快晴でした。残念ながらお目当てのバラは1番最初の花が散り始めていましたが、温室の中の蘭やベゴニアがちょうど花の盛りで、花に囲まれたいい写真が撮れました。散策の後、門前のおそば屋さんのおそばも食べて楽しい1日が過ごせました。
しばらくして、「楽しかったからまたどこかへ行きたい、紅葉がいいわね」と言っていただき、私も嬉しく元気をもらい、「また、来年バラの一番いい時期に深大寺にもう一度行きましょう」などと次のおでかけのお話をしています。
Hさんはデイサービスに通っているのですが、介護士さんから朝礼の司会をまかされています。せっかくデイサービスに来ているのだから、何か1つ為になったと思えるようにしてあげたいと、朝のニュースを見たり、新聞を読んだりして話すことを決めるのだそうです。いろいろな事に興味をもって勉強を続けているHさん、30年間お勤めをしていた頃、休日はお友達とよく車でいろいろな所へ出掛けておいででした。これからは、新聞やニュースで行ってみたい場所を見つけて、もっといろいろな所へでかけて楽しんでいただけるのではと思っています。(S)
●ふたりで思い出を増やす旅を楽しんでいます。
昨年10月に富士山旅行、11月には都立美術館へおでかけされている、西東京のSさんのお宅を訪ねました。マンションの玄関横には、大きなスロープが置いてありました。
マンションの出入り口には4・5段の階段があり、そのスロープを使っているのだと
わかりました。
デイサービスから帰られたSさんとお嫁さんが、おふたりの出会い〈お嫁にきた=娘になった時〉からお話をしてくださいました。Sさんは、お嫁さんがくる以前から病気と闘い、うまく向きあって生活されてきたそうです。しかし、息子さんが癌の闘病生活を送られる頃から、お嫁さんの疲労度も鑑みてデイサービスに通うことを選択したそうです。施設での人とのふれあい、入浴のことなど『最初はどうかしらと思ったけど、今は外にでるのが楽しい』と笑顔で話すSさんをお嫁さんが心配そうに見つめていました。
お嫁さんにとっては御主人が亡くなられた後、Sさんが覚えきれないほどの病名をかかえ、体調の心配をする毎日です。
おふたりが美術館に出かけたきっかけは、Sさんのお父様が動物を主に描く画家だったから、という理由だけではなかったのです。同じマンションに住む、青年Iさん一家との家族ぐるみのお付き合いでした。Iさんは、Sさんがお出かけ時に使うスロープをお嫁さんが2階へ運ぼうとしているのを見ると手伝ってくれたりするそうです。また、Iさんのお母様がリハビリ中と聞くと他人事とは思えないようです。
Iさんは画家で作品展の案内状を持って来た時、お嫁さんは『行ってあげたい、励ましてあげたい』と思い、美術館まで車椅子のお母さんが行けるかどうか下見にでかけました。人と人とのつながりを大切にしたいから、青年を応援する気持ちから、美術館へ
いくことを決められたそうです。当日は偶然にも青年とエレベーターで会い、双方が驚かれたようです。
4月には富士山へ2度目の旅行をします。数年前にお嫁さんの出身地である北海道を
息子さんと三人で旅行した思い出があり、『とても楽しかったね』と、顔を見合わせて
いらっしゃいました。昨年までは富士山へはお墓参りが目的でどこへも寄らずの日帰りだったそうです。バリアフリーのホテルの話を聞き、Sさんの体調を考慮して2泊3日の旅行は、素敵な思い出となったそうです。ふたりで仲良く暮らすことは運命なのだから、思い出をひとつずつ増やしていこうと思います。とSさん親子のお話に時間を忘れてしまう訪問になってしまいました。
●ひらけごまでおでかけ!運行者0さんの「お墓参りと富士五湖観光」記
九月の初めに静岡、山梨に行って来ました。静岡の霊園にお墓参りと富士五湖観光のお手伝いです。初日の天気はあまり良くなく、中央高速を下って行く途中の山は雲に覆われ、今にも雨が落ちて来そうでした。でも富士山の裾野に広がっている霊園に着く頃には、雲の隙間から時折青空が覗くほどに天候が回復して、「晴れ女」との異名を持つ利用者さんの面目躍如です。この霊園は車で中まで入れるので車椅子の方でもお墓の側まで行くことが出来ます。墓石の正面まで車いすを押して行けるようになっていたのでより近くでお参りが出来ました。
無事お参りを済ませ今日の宿泊地である河口湖畔のホテルに向かいました。このホテルは河口湖の周回道路の内側に建っているので、窓の下は直接河口湖の湖畔になり、とても景色の好いところでした。ただ残念なことに現在客室をバリアフリーに改造中の為、向かいの客室が工事の真っ最中で通路に工事の人や資材があふれていた事。まあバリアフリーの部屋が倍になるらしいので今回は我慢、我慢。
二日目は富士五湖めぐり。車を降りて車椅子で観光できるところは限られているので、無理をせず車内から景色を楽しめるコースを選び、早めにホテルに戻りました。三日目は天候に恵まれ富士山や湖の美しさを十分堪能しながら余裕を待って帰路に着きました。
今回の旅行で感じた事は、車椅子で出掛けて何不自由無く観光出来て宿泊できるところはまだまだ少ないけれど、確実に増えているなという事。お土産屋さんや食堂にもスロープや手すり、身障者用のトイレなどが結構設置されていました。
ホテルでバリアフリーの部屋やお風呂(温泉)を使った感想をアンケートで取っていましたが、使い勝手が良くない所もあり、実際に使った素直な感想や意見を、もっと
もっと作る側に伝えていかなくてはならないなと思いました。
●楽しい音楽♪ 自由にダンス!
西東京市在住のTさんは、毎日を忙しく過ごされているようです。『車いすダンス』にとても楽しそうに出かけられる様子を見てお話を伺うことにしました。
Tさんが『車いすダンス』と出会ったのは、田無福祉総合センターにリハビリに通っていたときです。視覚障がいのある方たちが踊っていらっしゃったのをみて、何て楽しそうなんだろう!と感じたそうです。
リハビリ中心の生活の中で、「楽しむ」とか「誰かと関わる」生活は考えにくいことでした。でもダンスをしている様子を何度となく見ているうちに、思い切って話を聞いてみると、車いすの方もできるからと誘われ、仲間に入れていただきました。
社交ダンスも種類があり、Tさんはユニークダンスを選ばれました。最初は不安もありましたが、経験のあるボランティアさんのリードで安心しました。ユニークダンスはルールが少なく、曲に合わせてどんな踊り方でも良いそうです。型にあまりこだわらず自由にリズムに乗って踊る!そうです。ユニークダンスが自分の性格に合っていたので続けられた。音楽を聴く楽しさを知ってからは、何事にも積極的になり、ひととの交流も増えたそうです。創作活動、ビーズ、あみもの、と意欲的に過ごされています。
現在、ユニークダンスの練習は1ヶ月に2回先生にご指導をいただいています。先生が指導している他団体のパーティなどでダンスを披露する事も楽しみのひとつ。
踊ることが好きな方や、一緒に踊られるボランティア(社交ダンス経験有)さんを募集しているのでご紹介ください。
※社交ダンスにはリハビリ効果があります。上半身の動きから生まれる、ダンス特有のボディアクションは、内臓を動かすことにつながります。これは内臓機能を高めるための優れた方法と言えるでしょう。また、ダンスは様々なリズムや音調を感じ取り、感情の動きや高まりを表現します。この感情から発する動きもボディ深部に作用するのです。上半身の機能をフルに動かすダンスは、リハビリテーションとしても高い効果を上げています。(インターネットより)
ダンスを通して多くの友人ができ、社交的になり、またおしゃれにも気を使うようになった方が多い様です。さらにダンスによって新たな可能性を見つけ、生きることの喜びと自信を持つことができると語ってくれた方が大勢いるようです。Tさんのお話をお聞きしながら、納得し、機会があればぜひ見学をしてみたいと思いました。
●私、車の免許を取りました♪
【この稿は、ひらけごまの利用体験記ではないのですが、 利用会員のYさんが「がんばって免許をとった」と聞き、ぜひにと寄稿をお願いしました。】
私は、『若年性パーキンソン病』患者で35歳の女性です。左半身がふるえてしまうため歩行が困難で、特別仕様の靴(補装具)&杖を愛用しています。
発病は、7年前。5年間も病名が分からなくて、しょんぼりしていた時期もありました。カメ並みのスピードでしか歩けませんが、今は病気と仲良く!?しながらマイペースで専業主婦をしています。
週1回のリハビリ通院に、父と舅が交代で送り迎えをしてくれるのですが、1年半経った頃から『いつまでも高齢の父たちに甘えてばかりじゃいけないなぁ。』と考えるようになりました。
ある日、福祉事務所の駐車場で、偶然車イスの男性が一人で大きな車に乗り込んで、そのまま走り去っていくのを目撃した時、「す・すご〜い! 私も免許を取れば一人でどこにでも行けるかも♪」とヒラメキ、『車は乗せてもらうモノ』としか考えていなかった私が、『自分で車を運転してみたい!』と、一大決心をしました。
インターネットで教習所を探してみたら、新座に『身体障害者運転能力開発訓練センター 東園自動車教習所』という所を発見☆しました。
そこは、いろんな障害に応じた改造車が完備されていて、身障者雇用促進のため無料教習制度もあります。
私は、いろんな障害を持った人たちと一緒の方が一般の人に混じって習うよりもなじめそうだし、先生方にも安心感が持てたので、ここにしよう!と決めました。
まず、運転できる能力があるか?車はどのくらいの大きさでどのような装置をつけて運転できるか?を調べてもらうのに府中運転免許試験場に行きました。
ゲームセンターのシミュレーションゲームみたいなモノで、ハンドルが回せるか?急ブレーキ(右足)が踏めるか?クラッチ(左足)が踏めるか?の適性検査をしました。
私は、クラッチ(左足)が踏めませんでした。急ブレーキも反応がニブかったのですが、教習所で普通のオートマ車をまず練習してみて、ダメだったら手動にしよう!ということになり、合格できました♪
試験場の警察官は、みなさんやさしく親切な方たちで、あまり緊張しませんでした。
去年、通勤が困難で新宿にある会社を辞めて、ハローワークに求職登録をしているので、訓練生として7月から入所することになりました。期間は3ヶ月間で、教習費用は無料です。
7月1日、ドキドキ☆の入所式。20人の仲間と出会いました。
みんなそれぞれいろんな障害を抱えていました。6万ボルトの高圧電線に感電した人・耳が聴こえない人・腕が上がらない人・手がない人・歩くのが大変な人・車イスの人・心臓疾患の人…。(どう説明すればよいのか迷ったんですが、言葉が悪くてごめんなさいっ...)
ハンドルを片手で楽に回すことができる旋回装置・手動のブレーキ&アクセルを左足で踏めるようにアクセルを左側にした改造車など車もいろいろ。卒業生の中には、足でハンドルを回して運転する人が3人もいるそうです。
そういう人たちに比べて私は、両手右足が動くし、普通のオートマ車だからカンタン♪と思っていたら甘かった!!…。
ハンドル操作は、左腕がふるえてしまうので、左折する時にハンドルを戻すのが、遅れ、対向車線側に何度かおじゃましました。
緊張すると筋肉が固縮しやすいので、焦ったり疲れていたりすると、スムーズに足が動かしづらくなりアクセルを踏む時に『ブォンッ!』とやったり、ブレーキを踏む時には『キュッ!』となります。クランクや方向変換のようにブレーキを踏んだり緩めたりを何度も繰り返す動作をしなければならない時も、足がツリそうになるしヒザが痛くなるので大変です。
2時間続けての教習はかなりキツくて凹んだりポロポロッと涙したこともありましたが、そんな時はいつも仲間や先生の応援に励まされました。
私は、ちょっとした緊張でも途端にふるえの症状がひどくなります。よく言えば、誰が見ても私の気持ちに気づける分かりやすい外見なのです。
だから、何よりもシンドかったのは、緊張することをやらなければならないことでした。特に、効果測定(学科試験)・仮免・卒検などで、ふるえがひどくなる状態をみんなにさらけ出すのが、本当にイヤでした。でも、途中で投げ出さなかったのは、本当に免許を取りたかったからです。
私は、同じ『若年性のパーキンソン病』患者さんに言われた「ふるえがひどくてもあなたががんばっている姿を笑う人なんていないよ!開き直って堂々とふるえてらっしゃい♪」という言葉を自分に言い聞かせながら、『堂々とふるえてみせる大作戦!』と名づけて、心の中でいつも自分と戦っていました。
そして、ついに免許取得!イヤなことをやり遂げる度に、『やったぁ〜♪やったぁ〜♪』と嬉しさも2倍でしたが、免許証を頂いた時の嬉しさは100倍でした。
免許取得まで3ヶ月間、がんばれた自分に少し自信が持てました。この間、家族や友人、先生にささえてもらったことを深く感謝します。
これからは、日本のみなさまに迷惑をかけないよう『安全運転』を心がけて、少しずつ行動範囲を広げていきたいです。
●国際基督教大学の桜,きれいでした!
春はやはり桜がみたい.今年の春は、桜がきれいな時に雨がふったりして、残念だった方もいらしたようです。その中でも、良いお天気にめぐまれた1日.三鷹にある、国際基督教大学に毎年、行っているという利用者さんとでかけました.いや、本当にみごとでした.近所の方たちもよく御存知で、自転車や徒歩で桜の並木を楽しんでいます.車いす車両で、門の守衛さんにあいさつをして、有料の駐車場にとめます.そこからは、車いすでのんびり散歩です。構内はとても広いです.売店では、昼食も調達できますよ.障がい者用トイレもあり.
●江戸東京博物館見学。展示の工夫がほしかった。
9月の土曜日に、車いすユーザーとともにでかけました。障害者用駐車場は、入り口近くの屋根のあるところで、便利。ついたのが、昼だったので、最上階の景色のよい和食レストランで、食事。その後、見学をはじめようと、近くにいる職員に、たずねると、「障害者手帳をみせると付き添いも無料になります。地上階の、受け付けにいってください」といわれました。今回は、付き添いが、2人いたので、1人がおりていって、手続きをしましたが、車いすユーザーと一緒に移動しなければならないとしたらとても面倒なことだと感じました。お金のやりとりもないのですから、展示会場入り口で、手帳を見せれば済むことです。入場者数の管理のためだけなら改善してほしいものです。だいたい、すべての人が地上階の受け付け前を通る建物では仕組みではないのですから、展示会場の入り口でもチケットを売るべきです。
つづいて、見学をはじめて気がついたのは、展示の仕方が、車いすユーザーにむけて配慮されていないことです。平台にのせられた様々な資料は、車いすにすわった位置からは大変見づらい。みえるのは、立体展示、パネル類のみでした。時間によって、効果音や照明がかわるジオラマがあったのですが、人垣で、みられませんでした。以前、博物館ができてすぐに、見たとき、おもしろかったと思いましたが、今回、車いすユーザーの視点でみてみたら、半分くらいしかたのしめませんでした。公共の施設としては、かなり配慮が足りないと感じました。
●上野西洋美術館で迫力の絵画展をみたい!
5月の末、東村山方面の利用者の方が、2件つづけて、上野の西洋美術館にでかけました。
午前10時頃に出発して、上野に昼前に到着。美術館となりの広場に面したレストランで、まず腹ごしらえ。オープンテラスで食べるも良し、中を希望したら、広めのスペースがとれるテーブルを用意してくれました。このレストランのトイレは車椅子対応になっており、リクライニング車椅子でも入れます。
さて美術館では、チケット購入窓口で身障者手帳を提示すると、車椅子ユーザーと介助者1名が無料になります(行くときはお忘れなく。もっていかなくても、事情をはなしたら「次回はちゃんともってきてくださいね」と対応してくれましたけれど)。今回の展示順路は、1階から地下2階⇒地下3階⇒もう一度2階に戻るようになっていて、本当なら何度もエレベーターにのるのですが、会場の係の方が、乗り降りが少なくて済むよう、順路の仕切りをくぐらせてくれたので、2階部分は一度にまわりました。ただし、このエレベーターが小さいため、リクライニング車椅子だと少し立てるようにしないとのれませんでした。しかし、それ以外は、館に入った時から、各階の係に連絡がうまく回っていたので、とてもスムーズ。迫力のある絵をゆっくりみることができました。ただし、展覧会の開催期間が終わりに近づくと、人が多すぎてこうはいかないと思います。これから、こんな展覧会にでかける方はご注意を。
なお、「ひらけごま」では出かける時の支度や、行き先に到着した後のお手伝いもできますので、必要でしたら、申し込みの時にご相談ください。
●電車がなくなるまであそびたい!
西東京市に在住のFさん(30代)は、首から下が不自由ですが、電動車いすや、パソコンを口で自在に操作します。昼間はヘルパーさんにきてもらって、とても活動的に一人暮らしをしています。
「ひらけごま」にであったきっかけは、近所でたまたま車をみかけたからだそうで、すぐに電話で問い合わせをいただきました。「ひらけごま」の利用は、車いすごと乗れるバスがなくなる夜間や、そういうバス路線のないところへ出かけるなど、公共機関が使えない場合に気軽に利用していただいています。
最近の利用状況…吉祥寺での音楽ライブの帰りに/渋谷でのライブの帰りに/福祉機器の開発会社のモニターモデルをしているので会社への往復などです。
Fさんのご意見「夜遅くなっても、利用できるところがいい。バスがなくなったり、電車がない時に助かります。ただ、受付が月・水・金だけでなく、全日制で24時間受付になったらいいね。インターネットでサービス状況を知りたいのでもっと充実させてほしい。」
「ひらけごま」スタッフ一同、がんばってレベルアップしていきます。応援してください。
●どんどん、外へ!海外だって
O氏(70代)は奥様に先立たれ、家族はレオとラークという名の猫二匹。海でけがをして以来車いすの生活になりました。
3年ほど前までは、人に車いすをおしてもらって出かけていたのですが、自分の力で好きな時に好きな所へ行きたいという願いは強く、車いすを電動式にし、家には、庭から道路の歩道に昇降できるリフトを設置。自分で思うように移動できるように条件を整えました。
その頃、O氏は市役所で「車いすで飛行機にのって旅行にでかけるツアー」のパンフレットを見つけました.しかし、その企画は、空港までの間のアクセスはカバーしてくれず、さて、どうしたものか?というとき、98年できたばかりの「ひらけごま」がO氏のポストにチラシをなげこんだのです。
それからのO氏の旅行歴…それぞれの旅行の空港までの送迎をひらけごまがサポートしました。
98年11月 グァムへ初めての海外旅行
99年 6月 九州旅行
99年11月 ハワイ旅行
また、日常的な事でも、コンサート・お花見・奥様のお墓参りなどに「ひらけごま」を利用いただいています。最近は、外国製の性能のいい、電動車いすを手にいれたとのことで、町の中を、すいすい走りぬけていく姿をよく見かけます。とてもアクティブで、いろんなことにどんどん挑戦していくにO氏には脱帽です!
いつもは、リハビリに定期的に「ひらけごま」を利用していただいているMさん(90代)は、5月のゴールデンウィークに、ひらけごまを利用して、1日遊びにいきます。病院もディケアもおやすみ、天気も良いのにどこにもいかないのは…というので、2000年は、栃木県「足利フラワーパーク」(園内バリアフリー)。ちょうど藤の花が満開で「あまりの美しさに仰天してしまった」そうです。この時は、ヘルパーさんと、息子のお嫁さんといっしょにいったのですが、お嫁さん曰く、「お義母さんを楽しませるために行ったが、何より自分が楽しかったし、また、介護する暮らしの中でいい気分転換になった。また、お義母さんも一日中閉じ籠もりがちな生活から、小旅行を楽しくすごせたことで生き生きとするようになった」との事。
そして、2001年は、名栗川の温泉に日帰り旅行。連休の割りに道がすいていて、快適にいってくることができました。
Mさん、また、遊びにいきましょうね!次はどこにしますか?
KKさんは、人口透析をうけて、週三回、通院。そのうちの1回に「ひらけごま」を利用。そのKKさんが、小さな頃から大変可愛がり、面倒をみてきたお孫さんの結婚式が、立川パレスホテルであげられました。結婚の話が決まった頃、体調の不安や皆の足手まといになるかもという心配で式への出席をあきらめていたそうですが、やはり、どうしてもお孫さんの晴れ姿がみたくて、日頃利用している「ひらけごま」に相談。もちろん、出席する事で決定!
式場まで、車で約1時間。体調もよく、行きは、ご長男、帰りはご長女が付き添いました。
式をあげている間、お孫さんの晴れ姿にただ、ただ、涙、涙で、感激だったそうで、本当に出席できてよかったとお話くださいました。遠出にちょっぴり自信のついたKKさん、いつか、山梨にいる娘さんの所へも「ひらけごま」の車で行きたいとおっしゃってくださいました。
ご家族のお話…「気心がしれていたので、すごく利用しやすかったです。またどこかへ連れていってあげたい。」
長距離の利用の場合は、キャラバンをつかって、ゆったりといくようにしています。
いままで、「ひらけごま」では、横浜、茅ヶ崎、千葉、埼玉、栃木、などの遠出を受けてきています。
旅先で、しばらく滞在する場合は、その土地で、移送サービスをやっている団体を調べることができます。リンク集のところにものせてある「東京ハンディキャブ連絡会」のホームページにいってみてください。もちろん、「ひらけごま」でお調べすることもできますので、ご相談ください。
MKさん(80代)は、息子さんと一緒に、練馬美術館へいってきました。MKさんは肺炎で長く入院して以来、足腰がめっきり弱くなり、現在は、車いすを使った生活をしていらっしゃいます。普段は、ショートステイに出かける時や、通院等に「ひらけごま」を利用しています。
お若い時から、日本画がお好きで、よく美術館めぐりをしていらっしゃいました。法隆寺の壁画を書いた麻田鷹司氏の作品も気に入っていて、それが、自宅近くの練馬美術館で見られるという事で、今回の利用となりました。
美術館へは車で片道30分、鑑賞には約1時間の、合計2時間位の利用です。事前に連絡しておいたので、駐車場の手配を美術館側がしてくれたり、とてもスムーズでした。
実際タクシーなどを利用した場合、車いすを下ろし、乗り移ったりする大変さを考えると、「ひらけごま」の車いすごとの移動はすごくよかったと喜んでいらっしゃいました。
この美術館行きで、自信をつけた、MKさんは、このあと亡くなられた奥様のお墓参りに福生まで(往復3時間)、また、銀座日本橋三越まで、といろいろな所へでかけておいでです。
東村山方面での第1号会員Aさん(50代)は、パーキンソン病で歩行が困難な為、杖をもって外出します。現在、ご主人と二人暮らしなので゛、日中はヘルパーさんを頼んで家事や身の回りの事をこなしています。そしてパーキンソン病の患者たちのホームページをつくるメンバーのひとりとして活躍しています。リンクのぺージに掲載してますが。ぜひみてみてください。「ひらけごま」についても書いてもらっています。
最近のひらけごまの主な利用…
東村山市の社協(社会福祉協議会)の移送は対象が常時車いす使用者に限られ、歩行困難だけでは利用できず「ひらけごま」がAさんにはうってつけだったそうです。
「行きたいところへいけて楽しいことができるのでとても嬉しい。いけない、できないと思うと意欲もなくなり、暗くなるけど、楽しいイベント等に行ける、参加できると思うとと本当に気持ちが明るくなります。」と楽しそうにお話くださいました。
いつも運行中は、運行スタッフと、映画や本のお話などで、大変盛り上がってしまいます。こんど、映画の企画をたてましょうね!